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執筆者の写真Takeshi Goto

クライアントの中に映る自分のエネルギー


先日コーチングセッションをしていて、クライアントさんからこれまで現れていなかったその人の闘争心のような強い気持ちが溢れ出てきました。表情も鋭くなり、これまでの温和な人柄の奥にある、そして昔表面に出ていた側面があらわになりました。

そんなクライアントさんから伝わってくるエネルギーを観て、コーチである自分の中にある同じようなエネルギーが反応していました。

自分自身の熱が上がってくるのを感じ、瞳孔が開いていく、そんな体の反応がありました。

「負けたくない」

「誰かに勝ちたい」

「俺なら絶対にできる」

「やってやるぞ」

そんな言葉が浮かんでくるような感覚は確かに自分の中にあり、思えば思うほどそのエネルギーが上がっていく。人を通して言葉だけではないエネルギーが交信されていく。よく考えればスポーツを観て、映画を観て、同じようなことが起こっていますね。

これが人を魅了する理由なのでしょう。様々な経験をする意味を改めて明確に感じたセッションでした。


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